昔から日記というものが好きで、インターネット上の日記や、日記が出てくる小説や、日記本を読んできた。
そしてすぐに影響されて自分も日記やブログを始めては三日坊主で終わる、ということを繰り返している。
今は「プルーストを読む生活」という、毎日noteにアップされていた記事が書籍化された読書日記の本を読んでいるが、これがとてもいい。
単純に他人の日記を読んでいて楽しいのはもちろん、いろんな本が紹介されてるから読みたい本が増えるのも楽しいし、毎日書かれているから自分がブログを書くモチベーションにも繋がる。
少しずつ読みたいけど、おもしろいからすぐに読みたくなるし、読みたくなった時にちょこちょこ読んでたら一日で結構なページ数進んでいたりする。
読みたい読書日記本は他にもリストアップしているから、この本を読み終わってもこれからも読み続けていこうと思った。
自分が日記を好きになった理由はなんだろうと考えてみたけど、小学生になる前からサンリオの日記帳に日記を書いていたし、きっかけのようなものは思い出せない。
私が小さい頃に母親が10年日記をつけていて、よく日記を書いている姿を見ていたことにも影響されているかもしれない。
これまで読んできた日記が出てくる作品を振り返って考えてみると、強く記憶に残っている小説がひとつあった。
読んだのは大学生ぐらいのときだし、今は手元になくてストーリーはちゃんとは覚えてないんだけど、"いじめられている少年が書いた日記"という形式の小説で、その設定や文体がすごく好みだったのを覚えている。
たぶんこのときの自分も、影響されて日記を書き始めてたんだろうなあ。
今はこのブログを更新しているから日記欲はある程度満たされているんだけど、手書きの日記を書き始めたいという欲求もずっとある。
すぐに100均にでもノートを買いに行って始めればいいのだけど、どうせならテンション上がるようないいノートを買って書きたいとか、せっかく買ってまた続かなかったときに自己嫌悪に陥ってしまうこととか、どういう形式でどういうシチュエーションで書くのが最適かとか、いろいろ考えてしまってなかなか始められない。
こうやって文章にして書いている間に、とりあえずやってみて日記を始めるという欲求が満たされれば続かなかったとしてもそれで充分じゃないかと自分にアドバイスしたいような気持ちになってきた。うんうん。続かなくても始めることに意味がある。
熱が冷めないうちにノートを買いに行こうと思う。