今日で2泊3日の旅行が終わって、自宅に帰ってきた。
旅行先では宿にいる時間が長くてほとんど本を読んで過ごしていたけど、自然に囲まれたいつもと違う場所でする読書は幸せな時間だった。
一日目。雨が降ってたけどまたそれも特別な感じがしていい。
二日目。晴れた!海がキラキラして綺麗だった。
文庫本で持って行っていた、大江健三郎の「読む人間 (集英社文庫)」は1冊読み切った。
講演会の内容を書籍化したものなので、本を読んでいるというよりは話を聞いている感じ。
ノーベル文学賞を受賞するレベルの知的な人の頭の中ってこんな感じなのかーと思いながら、読んでいて楽しめた。
一冊一冊を深く大切に何度も読むような読書は憧れのひとつ。私もいつかは一生読み続けるような作品に出会いたい。
「読む人間」を読了してからは三島由紀夫「金閣寺 (新潮文庫)」を読み進めている。
購入したのはかなり昔で、少し読んでは挫折を繰り返した。3度か4度目の挑戦。
三島由紀夫は、幼少期から辞書を読んで育ったといった話をどこかで目にしたことがあるけど、本当に語彙力が圧倒的。
今回こそは最後まで読み終われそうな気がするから少しずつ読み進めていくぞー!