快適無職ライフ

はたらきたくない

【読書】労働したくない思想家「シオラン」

お久しぶりのブログです。

(おそらく)ワクチンの副作用で心身ともにやられて体調が悪くなってしまい、更新を休んでいました。

今日からまた少しずつ更新を再開していきたいです!

 

約一ヶ月間ブログを更新していない間に何をしていたかというと、相変わらず本を読んだり、漫画を読んだり、散歩したり、YouTube見たり、ミスドでドーナツをたくさん買って一人で好きなだけ食べてみたり…

ゆったりとした無職生活を送っています。

 

以前と比べて変わったことといえば、YouTubeを見る時間が増えたような気がします。

ただ目的なくネットサーフィンをする時間とは違って、癒しを得るための大事な時間になってます。

 

 

今日は、私のブログを読んでくれている人たちに紹介したくなるような本に出会ったのでその本について書きたいと思います。

 

大谷崇『生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想』

 

エミール・シオランという、作家や思想家として活動していた人物に関する本です。

シオランの生涯、著書、思想についてまとめられている一冊。

 

暗いことを言う人が好きなのに、シオランを知らない、読んだことがないというのはもったいないことだと思う。(「まえがき」より)

 

「人生の意味」について書かれた文章や厭世的な暗い文章が大好きな私ですが、シオランについては全く知らなかったので、このまえがきを読んでとても興味が湧きました。

 

あるある!と頷きたくなるような言葉から、少し難しい哲学的な言葉まで著者の解説を交えて紹介されています。

 

 

シオランは、「労働したくない」とう意志を貫いています。

 

私は働いて自分を破壊するよりも、パラサイトの生活を送りたかった。(第一部 シオランと見る人生と世界」より)

 

この言葉の他にも、シオランの「労働」「怠惰」に関する思想や著者の解説が充実していておもしろかった。

労働しない自分を正当化したい無職にとって、シオランが味方についてくれているような気持ちになりました。

何もせず生きているだけで消耗するのに、そのうえ毎日労働しないといけないなんて鬼畜だよなあ。

 

そしてシオランはおもしろいほどの反出生主義者で、その過激な発言に思わず笑ってしまいました。

 

両親とは、いずれも無責任な者か人殺しだ。畜生だけが子供づくりにいそしむべきだろう。同情心があれば、私たちは<人の親>になれまい。<人の親>、私の知るもっともむごい言葉。

 

私がこしらえようとしなかった子供たち。もし彼らが、私のおかげで、どんな幸福を手に入れたか知ってくれたなら!

 

アラサー女、"はやく結婚して子供がほしい"という友人の話はもはや日常的に耳にします。

反出生主義思考をこじらせた無職女は、適当に同調するようなこともできず、何が正解なのか考えてしまいます。

 

 

私はこの本を読み終わってすぐに書店に行って、シオランの本を購入しました。

 

 

電子書籍もありましたが、紙の本で物理的に持っておきたいなあと思ったので久しぶりの紙の本です。

 

まだ途中ですが、難解な哲学書のような本とは全然違って、Twitterぐらいの短い文章が羅列されていて読みやすいです。どこから読んでも楽しめます。

 

枕元に置いておいて、人生が嫌になったり疲れたときに読みたいような本です。