快適無職ライフ

はたらきたくない

大好きな本を10冊紹介します

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少し前に、プロフィールページを更新しました。

自己紹介代わりの本として小説5冊+マンガ1冊を載せています。

 

そのときに本を選ぶ作業がとっても楽しかったので、今回の記事では「自己紹介代わりの10冊の本」についてテーマに分けて紹介していきます。  

 

ぜひ人の本棚を覗くような感覚で読んでください!

 

作品全体の空気が好みな本

三島由紀夫『禁色』 

 

文章力、表現力、語彙力に圧倒されます。

その文章に思わず読みながら「すごっ!」と声に出してしまうこともありました。

三島作品の中には少し難解で読み進めるのに手間取る作品もありますが、『禁色』は最後まで楽しく読み切れました。

 

谷崎潤一郎『細雪』

 

谷崎は他にも候補がたくさんあり迷いましたが、自己紹介代わりの本としては『細雪』がふさわしいのかなと思いこの作品を選びました。

昭和初期の上流階級の家庭に生まれた四姉妹の暮らしが手に取るようにわかる。その生活感が好み。

 

ストライクゾーンど真ん中な本

連城三紀彦『戻り川心中』  

 

花をテーマにした短編集。舞台が大正〜昭和初期。ジャンルはミステリー。

この要素から既に好みの作品であることが確定しているのですが、まったく期待を裏切りません。

幻想的で美しい。小説としての完成度がめちゃくちゃ高いと思います。

 

江戸川乱歩 『鏡地獄』

 

鏡が好きすぎて球体の鏡の中に入った結果、発狂してしまう話。発狂後の描写が好き。

短編ですぐ読めるので何度も読み返しています。

 

大きな衝撃を受けた本

中島義道『生きるのが困難な人々へ 孤独について』

 

これまでの人生で、社会にうまく適合できずに生きづらいと思うようなことが何度かありました。

そんな私でも今のまま生きていていいんだと肯定してもらえたような気持ちになってかなり救われた本です。

 

人生で一番泣いた本

 神奈川新聞取材班『やまゆり園事件』 

 

事件の経緯、犯行時の様子、犯人のこと、被害者のことなど、詳細に分かりやすく書かれている本。

被害者の方々が生前どんな人柄だったか紹介されている部分があるのですが、 もう涙が溢れ出てなかなか読み進めることが出来ませんでした。

どんな感動物語より私にとっては世界一泣ける本になりました。

 

 アンネ・フランク『アンネの日記』 

 

心から読んでよかったと思えた本。

しっかりとした文章で語られる日記を読んでいるうちにアンネに対してまるで友達のような愛着がわいてきます。

そして「あとがき」で知るアンネや家族の末路が本当に悲惨で切ない。

 

欲求を満たしてくれる本

平山夢明『他人事』

 

私は救いが一切ないような鬱作品が好きで、とにかく鬱な作品を求めて読みたくなるターンが定期的にやってきます。

前評判で良さそうなものを選んでも大したことなくて肩透かしを食らうようなこともありますが、平山夢明作品はどうしようもないぐらいの最悪なものを見せてくれます。

特にこの『他人事』と『独白するユニバーサル横メルカトル』が好き。

 

山野一『四丁目の夕日』

 

私の好みを語る上では絶対に外せないマンガ。鬱作品の最高峰だと思っています。

もう全てが完璧です。これ以上何も語ることはありません。

 

読書に影響を与えた本

舞城王太郎『熊の場所』  

 

舞城王太郎を初めて読んだのは大学生の頃だったと思います。

独特な文体と、その作品の面白さに魅了されて読み漁り、自分が好きな小説はこういうジャンルなんだ!ということに気付いたきっかけの作家。

 

おわりに 

私と好みが合いそうな方にはもちろん10冊全部おすすめ。 

合わないと思った方にも「人生で一番泣いた本」の2冊はおすすめしたい。

 

こうやって並べてみると割と最近になってから読んだ本が多いです。

数年後にまた10冊をリストアップしてみて、何が残って何が増えているのか比較するのも楽しそう。